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ミステリというなかれの名言は?久能整や登場人物の深いセリフまとめ

ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)は、主人公・久能整の独特な感性や価値観から紡がれる名言や、心に刺さるセリフが多い漫画です。

 

整くんのセリフはもちろん、我路、ライカといった登場人物たちの立場や考えからこぼれたセリフは、目を背けて気付かないふりをしていた部分を鋭く突いてきたり、共感せずにはいられないような言葉だったり……心を動かされる名言が多いですよね。

 

「ミステリと言う勿れ」を読んで、ドラマでも絶対聞きたい特に心に残った名言をご紹介します!

ミステリというなかれ 久能整の名言

セリフの数が多いだけあって、主人公の整君の名言は多いです!
まずは整くんの深いセリフ・名言をまとめました。

真実は人の数だけある でも事実は1つ。起こったことは1つ。(単行本1巻)


ミステリと言う勿れ(1)【電子書籍】田村由美

単行本1巻の名言ですね。

殺人事件の犯人と決めつけ、「真実は1つだ」と凄む青砥刑事に、整くんが冷静に返した言葉です。

 

推理モノでよく聞く「真実は1つ」という言葉、整くんは1つなのは真実ではなく【事実】だと答えます。

言葉の意味としてはほぼ同じなので、屁理屈のように思えるかもしれませんが、同時に語られる整くんの考えを知ると、なるほど……と頷いてしまいます。

ゴミ捨てって家中のゴミを集めるところから始まるんですよ(単行本1巻)

こちらも単行本1巻から出た、主婦に寄り添う名言!

一応、容疑者として取り調べを受けている整くんに、気安く世間話をしてくる池本巡査。

池本巡査は、自分は育児に参加してゴミ捨てを手伝ったりしているのに、奥さんは機嫌が悪いようで、何が不満なのかとぼやいてます。

 

この池本巡査の発言、世間の主婦のみなさんは「はぁ~~~???😡😡😡」と、好感度がダダ下がりしたのではないでしょうか(笑)

池本巡査がやっているのは、奥さんが分別してきちんとゴミ袋にまとめられたものを、ゴミ捨て場に持って行っただけ。

 

それだけで「ゴミ捨てを手伝ってる」などとのたまう池本巡査に、整くんが返した言葉が「ゴミ捨てって家中のゴミを集めるところから始まるんですよ」でした。

さらに「手伝ってる」「参加してる」など、自分の家や子どものことなのにまるで他人事のような言い方だと指摘され、池本巡査は素直に反省していました。

このセリフ、ドラマで絶対カットしないでほしいです(笑)

メジャーリーガーは子供の成長に立ち会うことを父親の権利だと思い、日本側の解説者たちは義務だと思っている(単行本1巻)

こちらも1巻から、整くんの名言です。

「ミステリと言う勿れ」を読んだ兄が「めっちゃ刺さった」と言っていたので、兄の感想を記載したいと思います。

 

普段、仕事が忙しくて、休みの日も子どもに構ってあげられないことがあります。

子どもの参観日には母親が行くものだと思っていたし、父親が仕事を休んでまで行く必要はないだろうと思ってました。

 

でも、この言葉を読んで、子どもの行事に参加することは、そのときを逃すと二度と戻ってこない時間で、父親にとってもかけがえのない権利なのだと考えさせれたし、胸に刺さりました。

きっと一生忘れないのではと思うほど印象的だった、とのことです。

いじめている方が病んでいる(単行本2巻)


ミステリと言う勿れ(2)【電子書籍】 田村由美

日本ではいじめられている方に逃げてもいいんだよなどと言って結局は引っ越したりして幕引きを図ることがあり、カウンセリングもいじめられいる方が受ける傾向があるが、実はカウンセリングを受けなきゃならないほど病んでいるのはいじめている方だと言う考えに納得したから。

どうしていじめられている方が逃げなきゃいけないんでしょう(単行本1巻)

いじめられている人よりも、いじめをしている人の方が病んでいるのだから、カウンセリングが必要。という整君のお話なのですが、まさにそうだなと思いました。

そもそもいじめている人がいじめをするような状態なまま、いじめられている人が逃げたとしても、おそらくターゲットが変わるだけ。

それに、日本ももっと気軽に色々な立場の人がカウンセリングを受けられるといいなと思います。

 

子供って乾く前のセメントみたいなんですって。落としたものの形がそのまま跡になって残るんですよ(単行本2巻)

自分がいま子育て中で、親子喧嘩をすると感情的になり子どもに対して言い過ぎてしまいそうになることがあります。そんな時に、この言葉を自分への戒めとして思い出しています。

自分が子供の頃の体験もそのまま記憶トラウマとして残ってるから。

弱くて当たり前だと誰もが思えたらいい(単行本4巻)

自分がいま子育て中で、親子喧嘩をすると感情的になり子どもに対して言い過ぎてしまいそうになることがあります。

そんな時に、この言葉を自分への戒めとして思い出しています。

自分が子供の頃の体験もそのまま記憶トラウマとして残ってるから。

このセリフの前に日本の根性論について整くんが語っているが、本当にその通りで共感できた。

日本全体が人の心に寄り添う社会に変わっていって欲しいと強く思った。

ミステリというなかれ 登場人物たちの名言

1. 名言だと思うセリフ
単に一人で死んだからって楽しくて充実した人生だったかもしれないのに失礼ですよ

2. そのセリフを言った人物
小林大輔

3. そのセリフが出たエピソード(何巻)
1巻

最近、孤独死などが増えている中で可哀想だと感じることが多かったけれど、確かにその人にとって幸せな人生だったのかは他人にはわからないことだろうと思わされたから。

1. 名言だと思うセリフ
君が殺しをやってるなら、君もだ。

2. そのセリフを言った人物
青砥成昭

3. そのセリフが出たエピソード(何巻)
一巻

色々な考えをできる一言です。自分がやってる事は自分自身が1番よくわかってるって意味にも捉えられたりしたりしてとても深いと思いました。

 

1. 名言だと思うセリフ
私の存在意義ってなんですか?

2. そのセリフを言った人物
風呂光聖子巡査

3. そのセリフが出たエピソード(何巻)
1巻

良いフレーズで共感できる名言だから。

 

1. 名言だと思うセリフ
でも愛してた

2. そのセリフを言った人物
犬堂我路

3. そのセリフが出たエピソード(何巻)
2巻

殺された姉のことをわがままで乱暴で死んでしまえと何度も思ったことがある我路だったが、そんな姉でも本当は好きだったという我路の気持ちがとても伝わるセリフだからです。

 

1. 名言だと思うセリフ
あの頃は今のように誰も逃げていいよって言ってくれなかった。

2. そのセリフを言った人物
淡路一平

3. そのセリフが出たエピソード(何巻)
2巻

今は不登校になる前に保健室登校などの居場所が確保されていますが、当時は「いじめられる側が悪い」という考えが横行していたんだなと思いました。

 

1. 名言だと思うセリフ
病と闘うぞと思う気持ちも大事なんだよ その気持ちが必要な時もある

2. そのセリフを言った人物
牛田悟郎

3. そのセリフが出たエピソード(何巻)
4巻

同じ立場、同じ人でも、色々な視点、色々な感情があるということが分かるから。

いつも整君が言う言葉に納得する言葉が多い中、違う見方をする牛田さんの言う言葉に心を打たれたから。

私は病に罹り今も通院をしています。闘病という言葉に強いメッセージが込められていることを知れる名言であり、勇気づけられだからです。

 

1. 名言だと思うセリフ
整くんの痛みも、代わってあげられたらよかったな

2. そのセリフを言った人物
ライカ

3. そのセリフが出たエピソード(何巻)
8巻

こんなこと言われてみたいかなっていう気持ちがあって名言だなと思いました。

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