映画キャラクターの犯人は誰?ネタバレ感想・考察【閲覧注意】

映画キャラクターでは、セカオワのFukaseさんが殺人事件の犯人を演じています。

でも映画館で観た予告では、「えっ誰??」というおじさんが犯人というか容疑者?になっていて、展開の読めなさにハラハラしますよね。

 

で……「キャラクター」観てきたんですけど、犯人そっちか~~~!!という予想外の展開でした……。

いや犯人はFukaseさんというか両角なんだけど、あのおじさんを予告でちょい見せしてくるのすごいな?!

 

とにかく映画を観た感想を、観た勢いのまままとめました!!
ちょいちょいネタバレあるので、読むかどうかは自己責任でお願いします!

 

映画キャラクターの犯人は誰?

いきなりネタバレしますけど、犯人は両角ともう一人います。

いや、殺人事件の元になる漫画を描いた主人公の山城も含めると、犯人は3人と言っていいかもしれませんね。

 

山城も犯人といっても、彼は一家4人殺人のどの事件にも直接は関わっていないし、最初の事件を除いて殺害された4人家族のモデルもいません。

でも!
両角は山城の漫画で描かれたのと同じ家族構成の4人家族を狙って、漫画と同じシチュエーションで殺人事件を起こしていきます。

 

山中に車で通りかかった一家、川辺でキャンプを楽しむ一家など、そんなシチュエーションに出会うことってなかなかないよね?!みたいなのもありましたが(笑)、とにかく両角は山城の漫画を忠実に再現した犯行を繰り返します。

 

山城は、最初の一家4人殺人事件では、現場と遺体の第一発見者でした。
さらにこのとき犯人である両角の顔もバッチリ見ています。

凄惨な事件現場、両角の顔……自宅に帰ってそれらを一心不乱にスケッチする山城は、越えてはいけない一線を越え、両角と事件をモデルにした漫画を描いてしまうのです……。

 

その結果、山城の漫画と事件の内容があまりにも酷似していたため、「本当は最初の事件のとき、犯人の顔を見たんじゃないか?漫画の殺人鬼”ダガー”は、犯人がモデルじゃないのか?」と刑事に問われますが、「犯人は見ていない。”ダガー”は自分のオリジナルのキャラクターだ」と言い張り、刑事たちを追い返してしまいます。

 

このとき、山城が正直にすべて話していれば……と思わずにはいられません😭

まぁ正直に話してたら、ストーリーが終わっちゃうんですけどね。

こういう経緯から、山城も間接的に犯行にかかわった犯人のひとり、と言えると思います。

映画キャラクターを観た感想

久々に邦画観たんですが……

映画キャラクター、おもしろかったです。

おもしろかったです!!!

 

ジャンルとしてはサスペンスだと思うんですが、Fukaseさんが怖すぎてほんとにおもしろい(笑)

なんであの人あんなに神出鬼没なの???

サイコパスなシリアルキラー役、失礼ながら深瀬さんがあまりにも違和感なさすぎて、深瀬さんにオファーした人は天才か?と思った。

 

映画のストーリーとしては、漫画家を目指しているのに魅力的なキャラクターを生み出すことができないという、漫画家として致命的な欠点を持っていた主人公・山城圭吾(やましろけいご)が、たまたま殺人事件の現場とその犯人を目撃し、衝動のままそれらをすべて漫画にしてしまう……という禁忌を犯す物語です。

 

実際の事件現場を目撃およびリアルな殺人犯のモデルがいることで、今まで自分の想像だけでは描くことができなかった、強烈な個性と魅力を持ったキャラクター”ダガー”を作り上げた山城。

ついに念願の漫画家デビューを果たし、事件をそのまま描いた漫画「34(さんじゅうし)」も、雑誌の看板作品になるほどの大ヒットに。

 

最初は彼女の夏美ちゃん(演:高畑充希さん)と二間くらいのアパートでひっそり暮らしてたのに、ものすごい高級マンション(もとのアパートの5倍くらい広い)に移り住むほどの人気作家に上り詰めます。

 

この夏美ちゃんが信じられないくらい健気でいい子なんですよ……。

最後のほう、本当に完全なとばっちりですごく可哀そうなんですが、それでも山城のことを心から大切に思っていて、漫画家の夢を応援して支えてくれるかわいい女性です。

 

夏美ちゃんは何も悪くないのに、山城のせいで酷い目に遭ってるんですが、よく別れなかったな……と逆に驚くくらいです。

一緒に観に行った妹いわく「この人には私がついてなくちゃ」って思うタイプの女性なんじゃない、とのこと。

たしかに……😯
お母さんかよ!!ていうくらい甲斐甲斐しく山城の世話してたし、そう言われると納得です。

 

あと清田刑事……予告動画で見た印象だと、もっときつめに山城を追い詰めてくる嫌な役回りなのかと思ったら、全然そんなことなくて信じられんくらいいい人。

夏美ちゃんといい清田刑事といい、信じられんくらいいい人たちのおかげで山城は生かされているな……と感じました。

 

いい人といえば、山城がアシスタントをしていた人気漫画家の本庄先生もいい人よな……最初しか出てこなかったけど。

本庄先生の漫画「オカルトハウザー」も、もうちょっと漫画の中身が出てくるかと思ったのに、ほとんどなかったので残念……!!

 

で、漫画家として成功を収め、順風満帆に見えたある日、行きつけの飲み屋で横からふいに「山城先生ですよね」と声をかけられ、ファンかと思い、顔も見ないまま握手に応じる山城でしたが……。

自分の手を握っている、ところどころうっすらと血のにじむ包帯を巻いた異様な手に気づき、思わず顔を上げて声をかけてきた男に目線を向けます。

 

「僕のためにリアルで芸術的な作品を描いていただいてありがとうございます」

 

目が合うなり、そう早口で興奮気味に話す男は、自分が漫画に描いている殺人鬼”ダガー”のモデル……両角。

ここ、予告動画で何度も見たけど、映画本編で見るとシャレにならんくらい深瀬さんが挙動不審で怖かった……。

 

「先生の描いたもの、僕リアルに再現しておきましたから」とまっすぐに山城を見つめて言う両角でしたが、やはり創作の漫画と実際の犯行ではうまくかみ合わない部分があったようで、「凶器の隠し場所、何も考えずに描いたでしょ」とまさに今後の漫画の展開で、そこをどうするか悩んでいた山城は図星を突かれて固まります。

 

そんな山城を見つめながら、両角は自分のアイディアを使ってほしい、ふたりの共作にしよう……と囁き、山城はそれを受け入れてしまいました。

自分の身近な人がその犠牲になるとも知らずに……。

 

てっきり両角との「共作」を隠し続ける展開なのかと思ってたのですが、夏美と一緒にいるときに突然現れた両角に、このままでは夏美にも危害が及ぶのではないかと恐ろしくなった山城は、意外と早く警察にすべてを話して両角の逮捕を願います。

 

そもそも両角が山城に近づいたのは、なぜなのか?

最初の事件で山城に目撃されていたことを、そのとき両角が気づいていたのかはわからないですが、まぁ当時気づかなくても自分にそっくりな人物が自分と同じ犯行をしている漫画を見たら、目撃されていたんだとさすがに気づきますよね。

 

両角が山城の漫画のとおりに事件を起こしていった明確な理由はわからないままでしたが、自分をモデルにした”ダガー”を相当気に入っていた様子。

“ダガー”はあくまでも漫画のキャラクターなので、殺人鬼とはいえダークヒーロー的にかっこよく描かれていた可能性が高く、両角は”ダガー”と自分を同一視して、漫画のかっこいい悪役になりきったつもりでいたのかもしれません。

 

映画のラストでも、両角が「自分は誰なのか」を問うシーンがありましたし、”ダガー”になりきることで「自分」というものを手に入れたかったのかもしれないですね。

 

両角が山城に直接接触してきてから、いつ両角が現れるかわからない緊迫感や、登場したときの怖さで、後半はかなり心臓がドキドキしてました……。

 

予告動画で両角がナイフで誰かを切り裂くシーンがあるんですけど、あのシーン、なかなか出てこなくて……。

「え?あのシーンいつくるの??誰を切るの??」とかなり終盤までハラハラしました。

 

最後はバッドエンドの可能性も示唆する終わり方で、「えええええここで終わり?!?!」と若干モヤるラストでした。

でもあの終わり方だと想像の余地があるので、良い方にも悪い方にも……観た人の解釈にゆだねる結末になっていて、わたしは嫌いじゃないです。

でもあのおっさんが野放しなのは納得いかない!!!!!!

 

ふう……。
この映画、もう一回観たいけど、観返したくないシーンがあるから悩ましいな……。

あと、映画に出てきたあの鋭利すぎる刃物が夢に出てきそうです😂

映画キャラクターのネタバレ感想【閲覧注意!】

両角が純度の高い異常者かつ、かなり特殊な出生なので、「4人家族だけを狙って殺害する」「漫画のとおりに殺人を再現する」などの理由が、いまいち不鮮明に感じる部分がありました。

 

でも両角の出生の設定は、実際にどこかの地域にありそうな話で怖かったな……。
両角の出生に関しての詳細について、ほとんど触れられなかったのが残念です。

わたしはオカルト好きなので、そんな犬鳴村的な都市伝説みたいな話、もっとそこ詳しく……!!て感じでした(笑)

 

4人家族は幸せの象徴と言いながら、対象の一家を惨殺していく心理はなんなんだろう?

両角の心情が映画ではほぼ出てこないので、自分が手に入れられなかった「幸せな4人家族」が許せなかったのか、その辺も謎のままです。

 

あとは……
死亡フラグがすごすぎて、「この人絶対死ぬだろうな……やだよ……やだよぉ……絶対死ぬと思うけどやだよぉ……😭」と思いながら見てたら、やっぱり死んでしまったので、そこは本当に胸糞で辛かったです。

「●●ロス」ってこういうときに使うのか……。
あまりに辛いんで、銀魂(実写)でも観て元気出そう、と思いました。

 

個人的に一番「え??!!」と思ったのが、両角が最後のほうで「先生は描くだけだからいいよね!!4人も殺すのは大変なんだよ!!」みたいなことを、逆ギレして言ってたのがめっちゃツボりましたw

そりゃそうだろうな……🤔
4人はかなり骨が折れることでしょう。

 

ただでさえ大変なのに、なんでさらに手間がかかる緊縛のオプションを付けたのかわからないけど……。
(それがなかったらもうちょっと楽だったのでは?)

最後の事件のとき、「つかれたぁ……」て心の底から言ってたもんな……(笑)

 

…………

…………

 

いや……じゃあやらなきゃいいじゃん???!!!😩

そう突っ込まずにはいられない、でもこの理不尽さがサイコパスみがあって、嫌いじゃない。

 

ただ、この縄などで遺体を縛る行為、これってどういう意味があったんだろう??と妹と考えたのですが、両角は「4人家族は幸せの象徴である」という考えを持っています。

となると、縛り付けてずっと4人一緒に離れないようにしてあげるね、みたいな意味が込められていたのかも……?と考察してみました。

 

ちなみに「キャラクター」のノベライズ版は、映画と結末が違うということで、即購入して読みました!!


キャラクター【電子書籍】 長崎尚志

楽天ポイントで電子書籍買って読んだんですが、結末どころか、けっこうあちこち違いましたよ?!😂

 

物語の本筋は同じですが、最初の事件で山城と両角が対面したうえで、言葉を交わしていたり、夏美ちゃんと山城が別れていたり、殺される人が違ったり、微妙に展開が異なります。

 

個人的な感想ですが、ノベライズ版のほうが明るいエンドで救いがあるというか、映画みたいに不穏な終わり方ではなかったです。

映画のストーリーは緊迫感や理不尽さがあって、ハラハラしたり、観ていてしんどく感じる場面も多いのですが、それでも映画のほうがおもしろかったです。

 

映画では両角の心情・思考はほぼ表現されず、何を考えているかわからないサイコパスだから怖かったのに、ノベライズ版では両角の心情がしっかり書かれているので、両角が何を考えて行動しているかがわかります。

 

その両角の心情が意外と普通で、映画と比べるとサイコパス度がかなり下がってる感じなんですよね。
なので、あまり……というか、全然怖くない(笑)

 

でもノベライズ版の前向きな結末を読んで、かなり気持ちが軽くなりました。
映画はけっこう辛いシーンがあったので、それがないだけでノベライズ版に救われた感がある😇

映画キャラクターのSNSの評価は?

映画キャラクター、SNSでの評価や評判をチェックしてみました!

めっちゃわかる!!!
後半はほんとに心臓バクバクで、あ~~~怖~~~!!(いろんな意味で)て感じでした……。

 

最後、山城に「殺人をすると2日寝込むくらい疲れる」て苦情を物申してる両角に草。

そんな疲れるならなんでやるのよ……。
最初の事件と違って自分の意思じゃなく、漫画のとおりに動かないといけないから、それが疲れるってことなんでしょうか?

 

ネタバレの感想を散々書いておいてなんですが、なんの知識も入れずに観てほしい……ほんとそれです!!!

でも怖いから展開を知ったうえで安心して(?)観たいという方もいると思うので、わたしのネタバレ感想(伏せてる部分も多いけど)が参考になれば!

映画キャラクターの犯人とネタバレ感想・考察のまとめ

映画キャラクターの感想・考察を、観た勢いのまま書きなぐりました。

おもしろかったし怖かった……。

映画初出演&演技初挑戦の深瀬さんが、棒読みの大根演技じゃないか心配な方もいるかもしれませんが、全然!!大丈夫です。

 

主人公の山城、ぼんやりしてて覇気がない感じに見えますが、決断力はすごいあるんですよね。

最後に1作持ち込んでダメだったら漫画家をスッパリあきらめる(アシスタントもやめる)とか、漫画のとおりに殺人が起こって犯人が接触してきたことで、夏美や自分を守るために「34」の連載をやめたいと強い意志を持って編集部に申し出たり……。

男の仕事の8割は決断……てやつか……。

 

キャラクターはPG12指定ですが、けっこうグロいシーンもあったので、これ地上波で放送できるかなぁ……?

深夜帯に一部カットしてならできそうだけど、キャストがわりと豪華なので、地上波放送するならわざわざ深夜帯に回すとも思えない。

 

テレビ放送できるか微妙な感じなので、ぜひ映画館で観てほしいです。
わたしも、もう1回くらいは観に行きたい!

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