突然ですが、トーストには何を付けますか?
バター、マーガリン、マヨネーズなどなど色々とありますが、やはり定番はジャムでしょう。
市販のジャムを購入するのも良いですが、作り方そのものは難しくないので手作りしてみようと考えている人も居るかもしれません。
というわけで今回は手作りジャムの保存期間などについて調べてまとめていきましょう!
手作りジャムの保存期間は?作り方や種類別に徹底まとめ
手作りジャムの保存期限と一言で言っても、衛生状態や保存方法、ジャムの種類、糖度などによって変化してしまいます。
そのため今回ご紹介する保存期間は以下の条件の場合の物を想定したものです。
・衛生的にしっかりした環境で作られたもの
・瓶に詰め
・瓶の殺菌もしっかりとされている
・糖度50%以上
・常温の場合は高温多湿を避けた、直射日光のあたらない場所
また、保存する容器が瓶では無くタッパーなどになると保存期間は大幅に少なくなります。
それでは種類別に作り方や保存期間をまとめていきますね!
イチゴジャムの場合
作り方
簡単に作り方を説明すると、ヘタを取り除き半分にカットした苺に砂糖をレモン汁をかけて1時間ほど寝かした後鍋で煮詰めるといった感じになります。
この時使用する苺や砂糖などの分量はレシピによって異なりますので要注意!
また、最初に苺に振りかける砂糖についてレシピによっては用意した分の半分だけにし、残りの半分は煮詰めるときに入れるというものもあります。
分量例(アオハタより引用)
材料(出来上がり1000g)
イチゴ:800g 砂糖:600g レモン果汁:大さじ3杯
【引用元:https://www.aohata.co.jp/experience/knowledge/jamguide.html】
賞味期限
常温
未開封の物であれば1年ほど(レシピによっては3年保存可とするものもある)
冷蔵
開封後使用しているものの場合は最大1か月ほどはできるとされますが、1~3週間ぐらいで出来るだけ早く食べてしまうことをおススメします。
冷凍
レシピによっても異なりますが半年から1年ほど保存できるとされています。ただし、味が落ちる可能性もあるので注意が必要です。
参考レシピ
マーマレードの場合
作り方
包丁で(よく洗った)ミカンの皮をむき、内側の白い部分(ワタ)を包丁やスプーンなどで取り除きます。
別にミカンの実も切って種も取り除いておきます。レシピや品種によって薄皮を剥く場合と剥かない場合がありますが剥いた皮も種もお茶パックなどを使って一緒に煮込むので取っておきましょう。
水を沸騰させ、ミカンの皮を入れ3~5分見込むことを2~3回繰り返します。(アクやワックス、苦味などを取り除くため)
その後水に10分以上つけます。
皮を細切りにして、砂糖と実や薄皮、種と一緒に鍋に入れ水分が出るまで置きます。
火をかけてとろみがつくまで煮込んで完成です。
※種や薄皮を入れるのは粘りを出すためだそうです!
賞味期限
常温
未開封で最大1年くらい
冷蔵
開封後は1~3週間ぐらい
冷凍
冷凍であれば半年から最大1年ぐらい
参考レシピ
ミルクジャムの場合
作り方
ミルクジャムは「牛乳と砂糖」で作ることが出来ますが、さらに生クリームを加えて作るレシピなどもあります。
作り方はシンプルで、材料を鍋に入れ好みのとろみ具合になるまで煮込むだけです。
煮込むときの火加減については作る量やレシピで多少異なります。
賞味期限
常温
不可能
冷蔵
最大2週間ほど可能という話もありますが、基本的に傷みやすいので数日以内に消費してしまった方がよさそうです。
冷凍
保存そのものはできるようですが、基本的に推奨はされていません
参考レシピ
最初に記載した通り今回ご紹介した賞味期限は衛生状態などがしっかりした場合ですので、衛生状況や保存方法によっては保存期間は短くなります。
また、レシピによって保存期間も異なるので要注意です!
リンゴジャムやブルーベリージャムはイチゴジャムやマーマレードと作り方や保存期間はほぼ同じです。
リンゴジャムの作り方例
ブルーベリージャムの作り方例
手作りジャムの保存方法は?冷蔵庫に入れるタイミングや冷凍の仕方も!
瓶にジャムを入れる場合は熱々の状態で詰めるので、冷蔵庫などに入れるのは瓶詰後粗熱が取れてからが良いでしょう。
またジャムは砂糖のおかげで冷凍しても固まらない(糖度が低いものは固まる可能性があります)ので冷凍保存することが可能ですが、瓶などの容器よりもジップロックに小分けして冷凍する方が食べる分だけ取り出すことが出来使い勝手がよくおススメされています。
手作りジャムをタッパーやジップロックで保存できる?日持ちはどれくらい?
すでに少し触れていますが、タッパーやジップロックでも手作りジャムを保存することが可能です。
瓶のように熱湯消毒が出来ないタッパーやジップロックで保存した場合は瓶詰よりも冷蔵だと日持ちしないとされており、2日~最大10日程度しかもたないとするところが多いのでなすべく早く食べてしまいましょう!
また冷凍の場合は瓶とあまり大差ないです。
手作りジャムの保存期間は?作り方や種類別に徹底まとめ!冷凍の仕方も!まとめ
今回はジャムの保存期間などについて調べてまとめてみましたが、参考にはなりましたか?
基本的に果物系のジャムは作り方が近いためか賞味期限にあまり大差がありませんでしたね。
ただ、ミルクジャムのみ保存期間が短いので要注意です。
果物によっては多少手のかかるものもありますが、ジャムの作り方そのものは簡単なので是非手作りジャムを作ってみてくださいね♪
コメント