ご家庭で簡単に作ることが出来る手作り果実酒!
手作り果実酒と言えば梅酒が有名ですが、リンゴやレモンなど好みの果物でももちろん作ることが出来ます。
時期や地域によっては手作り果実酒用の瓶やお酒、砂糖が特設コーナーで売っていることもありますね。
そこで今回は手作り果実酒の賞味期限などについて調べてまとめていきましょう!
手作り果実酒の賞味期限はどれくらい?
まず使う果物によって果実酒の賞味期限が多少変わることがあります。
とりあえずここでは例として梅酒の場合の賞味期限を書きますが、基本的にどの果実酒でも正しく作れていれば1年以上~2年、慣れている人であれば十年単位で漬けていても飲むことが出来ます。
ただし殺菌消毒をしっかり行った容器を使い、高アルコールのお酒で作ったものを適切な場所で保存した場合です。
アルコールの濃度が低い場合は賞味期限も短くなりますし、度数によっては酒税法にも引っかかるので気を付けましょう!
ちなみに手作り果実酒に使うお酒のアルコール度数は20度以上です!
手作り果実酒のカビの見分け方は?
手作りで果実酒を作るときに作り方を間違えるとカビが発生してしまうことがあります。
例えばつけるための瓶などの殺菌消毒が足りなかったり、アルコール度数が低い場合もカビが発生するようですが、市販の果実酒用のお酒ならそのあたりは問題ないでしょう。
また殺菌消毒が十分にできていたとしても菌のある水滴や異物などが何らかの理由で混入した場合もカビが発生することがあります。
それとカビと見間違えるものに澱(おり)というものがあり、これは長時間保存しているお酒に発生するもので基本的に人体に害はありません。
澱とカビは見間違えることはありますが、もちろん見分け方もあります。
基本的に澱は下の方に発生しお酒が濁ったように見えますが、カビは表面(水面)に発生することが多いです。
また中の果物そのものにもカビが発生することもあるので、表面だけではなく果物にも生えていたらほぼ確実でしょう。
加えて匂いなどにも変化がでてくる場合もあります。
手作り果実酒の保存方法と熟成期間は?
手作り果実酒の保存方法
基本的に手づくりの果実酒は直射日光のあたらない冷暗所で風通しの良い所に保存すると良いとされています。
ぴったりと条件が当てはまる場所がない場合は直射日光のあたらないなるべく涼しい場所でも良いようです。
冷蔵庫でも保存はできますが熟成がうまくいかないので、どうしても保存場所がないという場合以外は常温保存がおススメですね。
それぞれの熟成期間
梅酒
梅酒の熟成期間は最低3か月で半年から1年くらい熟成させたものの方がよりおいしく飲み頃です。
賞味期限は上記した通りうまくいけば10年単位で持ちますが、その場合は1年くらいで漬けていた梅の実を取り出しておく必要があります。
レモン酒
レモン酒の熟成期間は1か月ほどですが、皮に関しては1週間ぐらいで取り出します。
実については2~3か月ほどで取り出しておきましょう。
梅酒同様1年くらい熟成させるとよりおいしくなります。
リンゴ酒
リンゴ酒は飲めるようになるのは1か月くらいからですが3か月~半年以上熟成してからのほうがおいしいです。
パイナップル酒
パイナップル酒も飲めるようになるのは1か月ぐらいからで、よりおいしくするためにはさらに2~3か月ぐらい熟成すると良いです。
パイナップルの皮は1週間ほど、実は2か月くらいたってから取り除きます。
キウイ酒
飲めるようになるのは1か月ほどで、熟成期間は2~3か月。
キウイは3か月くらいたったら取り除きます。
イチゴ酒
最短で1週間で飲めるようになりますが、熟成の最低期間は1か月です。
さらにおいしく飲みたい場合は半年ほど熟成させましょう。
漬けたイチゴは2か月ほどたったら取り出しておきます。
ミカン酒
3週間から1か月ほどで飲めるようになりますが、さらにおいしく飲みたい場合は3か月以上熟成しましょう。
ミカンの皮は1週間ほどで、実の方は1か月ほどで取り除きます。
手作り果実酒の賞味期限はどれくらい?カビの見分け方と保存方法も!まとめ
今回は手作り果実酒について調べてまとめてみましたがお役には立ちましたでしょうか?
高アルコールで正しく作れば10年単位で保存することもできますが、殺菌消毒が不十分だったり、保存場所が悪ければカビなどが生えて熟成が完了する前に飲めなくなってしまうこともあります。
そのため一見手作り果実酒は面倒そうな人も居るかもしれませんが、少ない量で作れる専用の手作りキットなどもあるので初めての人はそういったものを活用してみるのがおススメです。
手作り果実酒に適した瓶や砂糖、お酒はスーパーなどで簡単に入手できるので、お好きな果物でぜひ作ってみてくださいね♪
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